2011/08/13

権限

権限
linuxのファイルシステムはアクセス権限が設定されています

linuxのファイルシステムはアクセス権限が設定されています。
これは、ファイルとディレクトリに設定されています。

権限は、ファイルの属性をlsコマンドで確認出来ます。
例 ファイルの属性
$ ls -l
-rw-rw-r-- 1 user user   25  7月 29 15:30 tmp.txt

権限は、最初の「-」(d:ディレクトリ)の次の「rw-rw-r--」で表現される部分です。
この部分は3桁ごとに、ファイルの所有者(ユーザ)の権限、グループの権限、他のユーザの権限です。
ファイルの所有者権限 rw- (読み取り権限あり、書き込み権限あり)
グループの権限    rw- (読み取り権限あり、書き込み権限あり)
他のユーザの権限   r-- (読み取り権限あり)
3桁の意味は、読み取り権限、書き込み権限、実行権限となっています。

ファイルの所有者とグループは、「user」と「user」の部分です。
この例では、tmp.txtは、所有者userが読み取りと書き込み権限があり、グループuserも同様に読み取りと書き込み権限があり、他のユーザは、読み取り権限があります。

例 権限のないファイルの参照
$ ls -l /var/log/messages
-rw------- 1 root root 135678  7月 29 21:03 /var/log/messages
$ cat /var/log/messages
cat: /var/log/messages: 許可がありません
ユーザuserでログインしているとき、ユーザrootではないので、ファイルmessagesに関して参照権限がありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿