- tail
- ファイルの最後の行を表示
シスログなど、サイズの大きいファイルを見るとき、catコマンドで表示させると画面が流れて今います。こんなときファイルの最後だけ表示させるコマンドがtailです。
コマンドは、以下のとおり。
tail -行数 ファイル
例 ファイルのサイズを確認して、最後を20行表示
[user@localhost ~]$ ll /etc/syslog.conf -rw-r--r-- 1 root root 694 4月 3 2010 /etc/syslog.conf [user@localhost ~]$ wc /etc/syslog.conf 26 93 694 /etc/syslog.conf [user@localhost ~]$ tail -20 /etc/syslog.conf *.info;mail.none;authpriv.none;cron.none /var/log/messages # The authpriv file has restricted access. authpriv.* /var/log/secure # Log all the mail messages in one place. mail.* -/var/log/maillog # Log cron stuff cron.* /var/log/cron # Everybody gets emergency messages *.emerg * # Save news errors of level crit and higher in a special file. uucp,news.crit /var/log/spooler # Save boot messages also to boot.log local7.* /var/log/boot.log
行数の指定がないときは、tailコマンドは最後の10行を表示します。
その他の使い方として、ログファイルの監視をするときに「-f」オプションがあります。
ログファイルの最後を表示したあと、そのまま、ログが追記されるに従い表示されます。
ログが書かれるタイミングと、サーバの動きを同期させて確認したいときに有効です。
表示を終了するときは、ctrl-cを押します。
[root@localhost ~]# tail -f /var/log/messages
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