2011/08/23

tail

tail
ファイルの最後の行を表示

シスログなど、サイズの大きいファイルを見るとき、catコマンドで表示させると画面が流れて今います。こんなときファイルの最後だけ表示させるコマンドがtailです。
コマンドは、以下のとおり。
tail -行数 ファイル

例 ファイルのサイズを確認して、最後を20行表示
[user@localhost ~]$ ll /etc/syslog.conf
-rw-r--r-- 1 root root 694  4月  3  2010 /etc/syslog.conf
[user@localhost ~]$ wc /etc/syslog.conf
 26  93 694 /etc/syslog.conf
[user@localhost ~]$ tail -20 /etc/syslog.conf
*.info;mail.none;authpriv.none;cron.none                /var/log/messages

# The authpriv file has restricted access.
authpriv.*                                              /var/log/secure

# Log all the mail messages in one place.
mail.*                                                  -/var/log/maillog


# Log cron stuff
cron.*                                                  /var/log/cron

# Everybody gets emergency messages
*.emerg                                                 *

# Save news errors of level crit and higher in a special file.
uucp,news.crit                                          /var/log/spooler

# Save boot messages also to boot.log
local7.*                                                /var/log/boot.log
wcコマンドでsyslog.confファイルの行数(この例だと26行)を確認し、ファイルの最後を表示します。
行数の指定がないときは、tailコマンドは最後の10行を表示します。

その他の使い方として、ログファイルの監視をするときに「-f」オプションがあります。
ログファイルの最後を表示したあと、そのまま、ログが追記されるに従い表示されます。
ログが書かれるタイミングと、サーバの動きを同期させて確認したいときに有効です。
表示を終了するときは、ctrl-cを押します。
[root@localhost ~]# tail -f /var/log/messages

0 件のコメント:

コメントを投稿